12Vリミッター製作記

 テレビを消費電力の少ないLEDテレビにしたので、電源供給も変換ロスの少ない12V直結でいきたいところですが、外部電源をつないだり、発電機を使っているときは電圧が14Vを超えるので、機器が壊れそうな気がします。
そんな時、いつもROMしている
「フクロウキャンカー」さんのページで12Vリミッターなるものを作られていたので、早速回路を真似して作ってみることにしました。
とりあえずフクロウさんのページに書いてあった部品を秋月電子通商で購入しました。
秋月で見つけられなかったものや高かったものは共立電子産業で注文しました。
フクロウさんの製作記事や製作品の画像から起こした回路図(というか、私の持っているユニバーサル基盤に合わせた結線図)です。
ヒートシンクや部品のレイアウトに思ったより自由度が無く、結構頭を悩ませました。
リミッター1個の製作に必要な部品たちです。
抵抗は多めに置いてあります。
部品を仮付けしてレイアウトを確かめます。
後はひたすら半田付け
一応完成したので電圧調整しようとしたんですが、全く電圧を制限してくれません。
不具合箇所が分からないので、フクロウさんに泣きつくことにしました。
相談したら、部品を送ったら見ていただけるとのことで、お願いすることにしました。
そのときの様子は
こちら
半田不良で導通していない箇所があったようで、直していただき、正常に作動するようになって帰ってきました。

何とか作動するようになったので、車に取り付けることにします。
基盤を裸で取り付けるのは、ショートさせてしまいそうで怖いので、何か入れるものはないかと探していたところ、ダイソーで丁度いい大きさのタッパーを見つけました。
ヒートシンクの部分とコンデンサの部分を切り抜きます。
この中にリミッターを入れてふたを閉めるとこんな感じになります。
ちゃんと放熱もできるし、なかなか良い入れ物ではないでしょうか?
テレビの後ろに来ている12V線とシガーソケットとの間にリミッターを割り込ませる形で取り付けました。
電圧の制限値はリミッターの発熱を抑える目的でフクロウさんに13Vで設定してもらいました。
この画像のようにLEDが点灯している状態で電圧を13Vに制限しています。
これでテレビの故障を気にせずに12V直結化できるようになりました。

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