フロントホイール15インチ化
タイヤ交換の時期が来たので、少しでも横揺れ防止になればと思い、タイヤの偏平化とトレッドの拡張を目的にフロントタイヤの15インチ化を行いました。 15インチ化するにあたって、どのサイズのタイヤを付けるかですが、外径をあまり変えないようにしようとすると、195/70−15が妥当なサイズのようです。 195幅だと適合ホイール幅は6J、現状のホイール幅が4.5Jなので、1.5J幅が広くなります。 ホイール幅の増加量 1.5J×25.4mm=38.1mm ホイールの内側の位置を現状と同じにしようとすると 38.1÷2=19.05mmホイールを外に出す必要があります。 現状のホイールのオフセット50なので、19mm外に出そうとするとオフセット31のホイールを探さなければいけないことになります。 強度とリアホイールとの統一感、価格から純正鉄ホイールを使用することに決めてましたので、アルミほど細かいオフセットの設定はありません。多少内側にも余裕があるだろうという甘い考えでオフセットは40で探すことにしました。 |
ネットを彷徨って15インチ、6J、オフセット40、ハブ径67のホイールを探すとボンゴフレンディの純正ホイールが上記条件にぴったりであることが分かりました。 早速、数件の解体屋さんに電話をかけてボンゴフレンディーの純正ホイール4本を入手しました。 本当は2本しかいらないんですが、2本売りはしてくれなかったので、4本お買い上げとなりました。 価格は¥8,400/4本でした。 左の画像が14インチとの比較です。 この画像ではあんまり大きさの違いは分かりませんね。 |
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とりあえずホイールだけで取り付けて、サスペンション部品と干渉がないか確認しました。 | |
ジャッキアップしてるので、アッパーアームが下がってて実際の走行中のクリアランスと同じか良く分かりませんが、この状態でぶつかりそうな箇所はありませんでした。 | |
この部分のクリアランスは14インチと同じくらいです。 オフセット50のままだったら当たっていたと思います。 |
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今回、フロントを鉄ホイールにしたのはJWL−T規格のホイールがあまりないというのもありますが、どうせリアタイヤはアルミにできないWタイヤなので、前後同じデザインのホイールキャップを取り付けて前後の統一感を出そうという狙いがあります。 というわけで前後同じデザインのホイールキャップをネットで購入。 12インチがあるデザインは14インチまでしかなかったり、15インチがあるデザインは13インチまでしかなかったりと、意外と選択肢は少なかったです。 そんな中購入したのがこれです。 |
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おとなしすぎず、派手すぎず1枚¥1,000以下のホイールキャップにしては良いほうではないでしょうか。 購入価格は以下です 【12インチ】タイヤホイールキャップ シルバーWJ-5001-B(WJ-5001-B-12) 価格 1980(円) x 1(個) = 1980(円) 【15インチ】タイヤホイールキャップ シルバーWJ-5001-B(WJ-5001-B-15) 価格 1980(円) x 1(個) = 1980(円) 商品価格計 3960(円) |
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タイヤも何軒かで見積もりを取ったんですが、やはりネット通販の方が安いので、ネット購入して持ち込みで取り付けてもらうことにしました。 購入価格は以下です ブリヂストン DURAVIS R670 145R12 6PR 3,270 X 4個 = 13,080円 (税込) TOYO V-02 195/70R15 106/104L 11,120 X 2個 = 22,240円 (税込) 合計価格 : 35,320 円 |
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火曜日にタイヤが届いたんですが、週末まで取り付けに行けないので車の中に保管してました。 3日間、毎日の通勤はゴム臭くて地獄でした。 |
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週末の土曜日、近くのタイヤ屋さんに行って取り付けてもらいました。 問題なく付きましたが、タイヤはボディギリギリまで外側に出た状態になりました。 ちなみに取り付け工賃は以下でした。 フロントタイヤ2本、脱着、組み換え、バランス取り 2,730円 リヤタイヤ4本、脱着、組み換え、バランス取り 4,200円です。 タイヤ処分6本 1,575円 ゴムバルブ交換6本 1400円 合計:9,905円 |
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ホイールの内側の状態です。 特に干渉などはありませんでした。 この画像を見る限りオフセット50でもいけたように思いますが、サスが動いた時やハンドル切った時に干渉することも考えられるので、40が無難だと思います。 |
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外径が28mm大きくなってるので、タイヤハウス一杯になったように見えます。 | |
ホイールが黒くなったので、このままだといかにも鉄ホイールです!といった感じになのでホイールキャップを付けます。 | |
フロントは何も問題なく装着できましたが、リアは外れ防止の針金を取り付けた状態だとキツくてなかなか取り付けられず、無理に押し込んでて爪を1箇所折ってしまいました。 |
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外れ防止用の針金を外すと問題なく取り付けできるので、針金の径がボンゴのホイールには大きくて突っ張っていると分かりました。 ということで、針金を一度切って溶接し、径を小さくしてやることにしました。 毎度おなじみの溶接セットです。 ヤフオクで5,000円で買った中古の溶接機ですが、ものすご〜く役に立ってくれます。 こんなに使うんだったら、もう少し高くてパワーがある溶接機を買おうかな。 |
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一度、「このくらいかな〜」って感じで溶接して取り付けてみましたが、まだ固いのでもう一回切り詰めて溶接しました。 外径284mmのリングを2つ作りました。 |
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これを爪が折れてないキャップに取り付けます。 4枚あって良かった。 ホイールに取り付ける前(この状態)は針金がホイールキャップの中で遊んでいます。 これをホイールに取り付けた後にキャップの隙間から指を入れて、針金を正規の位置までズラすと内側からテンションがかかって、キャップが抜けにくくなります。 |
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ポン付けできたフロントホイールキャップ。 見た目はいいんですが、ボディーから相当出っ張るので、純正の出っ張らないホイールキャップにしようか思案中。 前後のデザインが合ってる今の状態も捨てがたいし・・・どうしよう。 ホイールが黒いので、鉄ホイールが目立たなくて良い感じです。 |
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取り付けに一手間必要だったリアホイールキャップ。 ホイールキャップ付けるのにまさか溶接機がいるとは思いませんでした。 この簡単にはイジれないところがマニア心をくすぐるんですがね。 リアはもともと車体の中にタイヤが引っ込んでいるので、少々キャップが出っ張っても全く問題ありません。 ただ、キャップ付けるとエア圧調整が面倒なんだよな〜 |
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完成状態〜♪ 写真のアングルもありますが、前後のタイヤの大きさが3インチも違うとものすごく遠近感を感じますな。 ちょっとした逆チョロQ状態。 見た目はとってもよくなりました。 インチアップによってフロント車高が14mmアップしてるので、次はトーションバーいじって車高下げて、キャラバンのコイルオーバーショック付けようかと画策中。 スタビをブローニー用に変えたり、スタビブッシュをウレタンブッシュに交換したりと、やりたいことが目白押しです。 マイナー車は使える改造パーツを探してる時が最高に楽しいですよね? 今回の改造費 鉄ホイール8,400円 タイヤ:35,320円 取り付け工賃:9,905円 ホイールキャップ:3,960円 合計:57,585円でした。 注)この記事を見て同じ改造をすることによって起こったいかなる損害についても当WEBサイトの管理者は一切の責任を負いません。 |