キーレスエントリー取り付け記

 最近の車には当たり前に付いているキーレスエントリーシステムですが、ボンゴには付いて無いため結構不便な思いをしてました。一応、バンのオプションにはあるようですが高いので、後付けのキーレスエントリーを付けることにしました。、

 

 今回購入したキーレスシステムです。
ヤフオクで¥3,500でした。
アクチュエーター4個、コントローラー、リモコン2個、サイレンが付いています。

購入される方は
こちらからどうぞ!
 使用する部品です。
助手席には既に集中ドアロックのアクチュエーターが付いているので、ガンモーターは運転席側に1個取り付けます。
 常時電源とアンサーバックの信号を取るためにハザードスイッチから出ている配線をテスターで当たってどの配線か探ります。
常時電源はすぐに見つかりましたが、アンサーバックの信号はハザードを押した時に12V出力がある線を探しますが、なかなか見つかりませんでした。
何とか怪しい線を3本探して実際にキーレスのコントローラーを仮配線してアンサーバック動作をする線を見つけ出しました。
 これがその配線です。
車側から来たカプラーを配線側から見た図です。
 線が分かれば、早速ワンタッチカプラー配線を割り込ませます。
 配線が一段落したので次はガンモーターの取り付けに入ります。
とりあえず内張りを外していきます。
赤丸の部分にネジ又はねじ込みフックがあるので外していきます。
 上側がねじ込みフックを外したところで、下側はキャップが付いたネジです。
 こんな感じでキャップをめくるとネジが現れます。
 パワーウインドゥのスイッチ部にもネジがあるので緩めます。
 上側3箇所が上から下へ引っかかる爪になっていて、下側のフック7箇所がドアにはめ込まれているので、下から隙間にドライバーを入れてこじりながら外していきます。
 内張りを外すとこのようにビニールが貼り付けられています。
 黒いネバネバしたゴム上の糊が外れないように右半分のビニールを剥がしていきます。
 ガンモーターを取り付ける位置を探しましたが、いい位置が見つからないので、助手席側がどうなっているのかバラしてみるとこの画像の鉄板が入っていた位置にモーターが付いていました。
運転席側は鉄板が入っているだけで、この鉄板に特別機能があるようにも見えないので、外してしまうことにしました。
 付属のステーを使って鉄板が取り付けられていた穴を利用してモーターを取り付けます。
 上から見るとこんな感じです。
ウインドガラスを下げた状態でもモーターに干渉しないように取り付けるにはこの位置しかないと思います。
それにしても、あの鉄板は外しても良かったのだろうか?
 付属のロッドを曲げてドアの開閉ロッドにつなぎます。
 ドアの開閉ロッドには付属のコマ(金色)を使用して取り付けます。
 本当は配線を見えない所から引き込みたいんですが、適当な経路が見つからないので、こんな感じで車内に引き込みました。
ちなみにリモコンの開閉とドアの開閉方向が一致してなかったので、緑と青の線を逆につないであります。
 コントローラーとアンテナは足元に取り付けました。
サイレンは取り付けるつもりで配線しましたが、あまりにも音が大きいので、取り付けるのを止めました。
やっぱり、キーレスがあると楽ですね。
これでまた少し乗用車に近づきました。

2015年01月01日追加

何年かするとキーレスのロッドとドアのロッドを固定しているコマが緩んできてロックの開閉ができなくなってきます。
その都度内張りをバラしてコマのねじを増し締めするんですが、このコマが鋳物でできていて強く締めると割れてしまいます。今回、また緩んで開閉できなくなり、増し締めしたら壊れたので丈夫なコマを自作することにしました。

 

 下側の金色のコマが純正のコマです。
車側のロッドを締め付けているボルトを強く締めると写真のように割れてしまいます。

上側の画像のようにステーを曲げて強化コマを作りました。
 2本のロッドが通る穴はM3のボルトで仕切りました。
ロッドを締め付けるボルトは元々のコマからの流用です。
 正面から見たところ。
 車に取り付けて完成!
コマ割れの心配が無くなったので、簡単には緩まないようにしっかり締め付けておきました。


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