水タンク交換記

 車の中で手や顔を洗ったり、歯を磨いたりするのに便利なギャレーですが、標準の10Lタンクでは1泊2日の旅でも足りなくなるので20Lのタンクに交換しました。

 

 これが元々付いていた給排各10Lのタンクです。
容量が少ないのも不満ですが、もう一つ不満があります。それは、各ホースをタンクに入れた状態で走行するとホースと蓋との隙間から水がこぼれてしまうことです。
走行中はわざわざこの画像のようにホースを取り出してタンクの蓋を閉めなければならず、とても面倒なのでこの部分の改善も行っていこうと思います。
 今回、交換用に準備した20Lのポリタンク、イワタニWashableTankです。上方向にもう少し大きいタンクを探しましたが、近くのホームセンターでは見つかりませんでした。家で水を満タンにして運んでみましたが、水を入れて持ち運べるのは20Lが限界だと思いました。30Lのポリタンクがホームセンターで売っていない理由がなんとなく分かりました。
 このタンクを選んだ理由の1つ目は2つ並べたときの幅がマンボウのギャレー下収納にピッタリだったことです。
 理由の2つ目は小さい方の蓋が2種類付いていて、大きい方のキャップの裏に取り付けられることです。
 まず、排水タンクの方から製作していきます。
排水ホースがピッタリ入るようにコック部分を切り取ります。
 こんな感じで排水ホースが入ります。
走行中もこれなら水漏れしないでしょう。
排水を流すときは大きい蓋側にあるエア抜き穴を開いて使用します。
 給水側はポンプの頭が大きくて小さい方の穴から入らないので、大きい側の蓋に穴を開けて入れることにしました。
隣にあるアーミーナイフで穴を開けていきました。
ちなみにこのアーミーナイフはウェンガー社のソルジャーというモデルで、もう24年も使っているものです。
直径40mmくらいの穴を開けました。
これでポンプの外径がギリギリ通ります。
水を入れて運搬するときは、大きな蓋の内側から小さな蓋を取り付けて塞ぎます。
 もともとのタンクがあった場所にピッタリ収まります。
真ん中にあった仕切り板はタンクの出し入れの邪魔になるので取り外しました。
 この状態では給水ポンプを入れた穴から走行中に水がこぼれてしまうので、ポンプを入れた後の穴を塞ぐゴム栓を作ることにしました。
材料はホームセンターで売っているテーブルとかの足に取り付ける緩衝用のゴムです。
 長さ方向の不要な部分を切り取って、ホースと配線が通る穴を開けていきます。
穴は木工ドリル、配線用の溝はカッターナイフで開けました。
 ゴム栓にホースと配線を通します。
タンクに挿入した状態です。
これで走行中にホースを抜いて蓋をしなくて良くなりました。

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